酒の強さは遺伝で決まるって本当?
酒の強さは遺伝で決まるってご存じでしたか?
両親が下戸の場合、その子供もお酒が飲めない下戸の可能性が高いです。
なので、あなたが下戸体質であるなら、両親の両方、あるいは、どちらか片方の親がお酒が弱い体質ということになります。
酒の強さと遺伝を調べると「ALDH2」というキーワードが出てきます。
このALDH2って一体何なのか?
遺伝とアルコールにどんな関係があるのか?
■ ALDH2について!
ALDH2とは、「アルデヒド脱水素酵素2」のことなのですが、この活性タイプによってお酒が強いか弱いかが判断できます。
そもそも、アルコールを摂取して、アルコールが体内に入ると肝臓で「アセトアルデヒド」という物質に分解されます。
実は、このセトアルデヒドが頭痛や吐き気などを起こす原因なのですが、それを分解するのがALDH2になります。
ALDH2には・・
・活性型
・低活性型
・不活性型
この3があります。
活性型であれば、問題なくアルコールを分解しますので、お酒が強いタイプになります。
低活性型は、日本に4割もいるといわれていますが、どちらかといえばお酒が弱いタイプと思ってください。
そして、不活性型は、お酒が飲めないタイプで、こちらも低活性型と同じく日本には4割もいると言われています。
このようにALDH2には活性タイプがあるのですが、これは遺伝によって受け継がれます。
もちろん、遺伝なので、自分で努力すればどうにかなる問題ではないってことです。
また、お酒が強いタイプなのか、それとも弱いのかは、アルコールパッチテストを試せば分かります。
こちらの記事で紹介していますので参考にしてください。
・・・・
ちなみに!
アルコールパッチテストで下戸と診断された人がアルコールを飲めるようになったという方法が話題を集めています。
下戸体質でお酒が弱い人は、この方法を確認しましょう。